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京印章
Kyoto Seals
京印章は、中国の漢時代の印章最盛期の漢印の作風を受け継いでおり、漢印篆を主体とした、重厚で雅味豊かな印章が多いことが特徴です。
平安遷都以後、京都では天皇御璽や役所の官印制作が始まり、江戸時代にかけて庶民にまで印章が広まりました。
現在では、厚生労働省の技能検定に合格した技能士等が京印章の彫刻に携わり、柘植、水牛、象牙などの素材に伝統的な京印章を製作しています。
さらに、自由な発想に立ちながらも文字のもつ意味をこわさない現代感覚の印章も生み出されています。